フラダンスのインストラクターになるには資格が必要?取得方法や先生になるための条件!

こんにちは。

フラ歴30年以上。
日本でインストラクターを経験し、ハワイのクム(先生)のもとでフラを学びながら日本でフラ教室を主宰し、長年指導してきたホクラニです。

ハワイの波や風を感じながら踊るフラ(フラダンス)、本当に素敵ですよね!

フラを踊っているとき、わたしも癒やされ、見てくださっているかたからも「癒やされました」と伺って幸せな気持ちになります。

あるとき、長年学んでくれている生徒さんから
「いつかわたしもインストラクターとして教えたい」と言われたことがあります。

彼女のように、フラダンスを長く学んでいるかたの中には、インストラクターになることに興味を持つかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

質問者さん

何か特別な資格がいるの?
先生になるにはどんな条件があるのかしら?

ホクラニ

疑問や不安が浮かんできますよね。

そこで今回は、フラダンスのインストラクターになるための資格や取得方法、先生を目指すうえで大切なことについて詳しく解説していきます!

目次

フラダンスのインストラクターや先生になるには資格が必要?

2020年2月筆者撮影|ロイヤルハワイアンセンターでのフラパフォーマンス

結論からお伝えします!日本国内では、フラダンスのインストラクターになるための国家資格や、全国共通の公的な免許制度は設けられていません。

質問者さん

えーっ、そうなんですか?

ホクラニ

はい、そうなんです!
法律上の決まりはありません。
そのため、個人でフラダンス教室やサークルを開くことは、資格の有無だけで制限されているわけではありません。

資格がなくても先生になれることに驚かれるかたも多いかもしれませんね。

けれども、本当のところは「無資格で誰でも簡単に先生になれる」というわけではありません。

国家資格がないからこそ、カルチャースクールで教えたり、自分の教室(ハラウ)を開いて生徒さんからの信頼を得るためには、各民間団体や教室が発行する「認定資格」や「修了証」が大きな証明になります。

ホクラニ

独学や自己流で教え始めても、「どなたに師事したの?」「どのハラウ(教室)で学んだの?」といった背景が分からないと、生徒さんも安心して通いづらいですよね。

そのため、プロとして活動する場合は、民間団体の資格を取得したり、所属するハラウや団体から指導者として認められたりするケースがあります。

フラダンスのインストラクター資格は養成講座やインストラクターコースで取得できる?

2018年9月筆者撮影|オアフ島プリンスロットフラフェスティバルでのフラカヒコ

インストラクターを目指す方法には、民間団体の養成講座を受講する方法や、所属するハラウで経験を積み、指導者を目指す方法などがあります。
ただし、資格制度や認定方法は団体によって異なります。

インストラクターを目指す方法には、主に次の2つがあります。

ご自身のライフスタイルや将来の目的に合わせて選ぶことが大切です。

民間協会の短期養成講座コース

カルチャーセンターやフラダンスの専門協会などが開催している短期集中型の講座です。

・特徴: カルチャーセンターやフラダンスの専門団体などが開催する講座で、基礎的な指導方法やハワイの歴史・文化などを学びます。

・受講内容や期間: 講座を開催する団体によって異なります。
修了証や認定資格が発行されるかどうかも、事前に確認しておきましょう。

既存のハラウ(教室)で経験を積み、インストラクターを目指す

ご自身が所属するハラウで生徒として経験を積み、先生(主宰者)から推薦や許可を得てインストラクターコースに進むルートです。

・学び方: レッスンを続けながら、ハラウの方針や指導方法、ハワイの文化などを学びます。教室によっては、アシスタントとして指導の経験を積む場合もあります。

このように、「手軽に資格を取って幅広く活動したい」のか、「ひとつの伝統や流派を極めてじっくり教えたい」のかによって、目指すべきルートや必要な準備が変わってきます。

フラダンスの先生になるための条件とは?

2019年7月筆者撮影|アラモアナショッピングセンターでのフラパフォーマンス

フラダンスの先生を目指すには、踊る技術だけでなく、指導力やハワイの文化への理解、振り付けや楽曲の権利について知っておくことも大切です。

「自分が踊るのが好き」ということと「人に教えて上達させる」ということは、似ているようで全く別のスキルなんです。


ホクラニ

メリーモナーク・フラ・フェスティバルでミスアロハフラに選ばれるほど踊りが上手なかたでも、必ずしも指導が得意とは限りません。
踊る技術と、人に分かりやすく教える技術は、必ずしも同じではないのです。



具体的にどのような条件が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

継続的な実技経験と基礎技術

フラダンスの美しいハンドモーションや基本ステップ(カホロ、ヘラ、アミなど)を身体にしみ込ませるには、一朝一夕とはいきません。

継続してレッスンを受け、基本のステップやハンドモーションを身につけることが大切です。

長年の練習で培った技術や表現力が、先生として指導する際にも役立ちます。

人に伝える「指導力」とコミュニケーション能力

先生になると、ステップの足運びだけでなく「なぜその動きをするのか」「ハワイ語の歌詞が意味する情景」まで分かりやすく言語化して伝える必要があります。

また、幅広い年齢層の生徒さんに寄り添い、前向きな声かけも大切です。

振り付けの権利(著作権)やクム(指導者)からの許諾

実はフラダンスの世界でとても重要なのが「振り付けの権利」です。

質問者さん

振り付けの権利?初めて聞きました。

ホクラニ

著作権という言葉を聞いたことがあるかたもいらっしゃると思います。

フラの振り付けには、創作した人の権利が関係する場合があります。

クムフラから学んだ振り付けを自分の教室で教える場合も、著作権の有無だけでなく、クムや所属するハラウの方針を確認することが大切です。
クムによっては、学んだ振り付けを教えることについて、許可や条件を設けている場合もあります。
ワークショップなどで習った踊りを自分の生徒さんに教えたいときは、事前に確認しておきましょう。



自分で振り付けを考える場合も、既存の振り付けを教える場合も、誰が権利を持っているのか、どのような条件で使用できるのかを確認することが大切です。

また、師事しているクムやハラウの方針を尊重しながら指導する姿勢も必要です。

これまでに、フラを教えている方について、気になることがいくつかありました。

・先生や教室で学んだ経験がないまま、ビデオを見て覚えた踊りをサークルで教えているかたがいました。

・曲の意味や背景を十分に理解しないまま、振り付けを考えて教えているかたがいました。

・クムフラのワークショップで習った踊りについて、教える許可や条件を確認せずに指導しているかたがいました。

自分自身が理解していないことを、生徒さんに正しく伝えるのは難しいものです。

しっかりと知識と経験を積み、自信を持ってフラの指導にあたれるインストラクターを目指してほしいと思います。

まとめ|フラダンスのインストラクターになるには資格が必要?取得方法や先生になるための条件!

最後に、今回のポイントを振り返ってみましょう。

・資格の有無: フラダンスには全国共通の国家資格や公的な免許制度はない。
民間団体やハラウ独自の認定制度がある。

・取得方法: 民間団体の養成講座で学ぶ方法や、所属するハラウで経験を積み、指導者を目指す方法がある。

・先生になるために大切なこと:継続的な実技経験、指導力、ハワイの文化への理解、振り付けや楽曲の権利についての知識が必要。

フラダンスのインストラクターは、ハワイの文化や伝統、音楽などの魅力を生徒さんと分かち合える、とてもやりがいのある素敵なお仕事です。

「資格がないとダメなのかな…」と悩んでいたかたは、まずはご自身の目指すスタイル(短期で基礎を学ぶか、ひとつのハラウでじっくり学ぶか)を見極めることから始めてみてくださいね。

あなたのフラダンスへの情熱が、きっと素敵な未来へとつながっていくはずです!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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